秋葉原にある「まぜる〜むCafe(以下、まぜ)」に行ってきました。現役で活躍中のアイドルさんたちとご飯を食べながらお喋りしたり、チェキを撮れたりする夢空間です。
お気に入りグループのMilky✳︎Sphene(以下ミルスフェ)メンバーも多数在籍しているので、一度行ってみたかったんですよね。
でもはじめてのお店はやっぱり緊張するし不安もあります。とくにお金。諭吉さん1枚で足りるのか。「けっ。貧乏人が」とキャストさんに罵られたら、その場でゴーゴーヘブンです(ある意味、ご褒美だけど)。
でもまあ、結局は行ってみなくちゃわからねーですよね。少しだけ多く諭吉さんを財布に入れ、まぜに出陣してきました。
今回はそのレポをお届けします。
若い頃、風俗に通いまくったコミュ力見せてやんよ!(オブラートに包まない男)
かっこつけたくて、夏
その日のまぜは17時オープンでした。オープン直後に行けばゆっくり話せるよという常連さんのアドバイス通り、17時少し過ぎに到着。
お店はオープンで、外から中を見ることができます。これはかなり好印象でした。以前とあるコンカフェに行ったとき、中の様子がまるで見えなくて、入るまで10分ほど入口の前で躊躇したことがあります(軽い不審者)。
で、店内の様子を外からのぞくと……
い、いる!!
いつもライブで見ているあの子が!特典会でお話しているあの子が!
やばい、めっちゃ緊張してきました。整理列もありません。この入口を開けた瞬間、会話スタートです。
いったいどう切り出せばいいのか……やっぱりかっこよく決めたいよな……
俺がきたっ!!(どんっ)
みたいに。
とにかく緊張の様子を知られるのは恥ずかしいから、「よ、久しぶり」ぐらいのテンションでいこう。そうしよう。
そして意を決し、ドアに手をかけ……
ガンっ!!
あ、あかねぇ……
ドアと格闘する変質者を見て、すぐに中から開けてくれるキャストさん。どうやら「締切」のほうをがんばって開けようとしていたみたいです。
かっこ悪すぎるっ……!!
かっこよくスマートに登場するはずがあああああ!!
その場でへたりこみそうになりながら、検温とアルコール消毒を済ませ、案内されるがまま店内へ。
さあ、ここからだ!
ドアガンっ!のかっこ悪さ、取り戻していこうぜ!
会話ができなくて、夏
本日のキャストさんは、南あすかさん、結城彩世さん、越智天音さん。なんと全員がミルスフェのメンバーです。こんな日にこれるなんて、なんたる強運!神よ、俺を祝福しろっ……!!
まぜは1階と2階にわかれています。1階と2階を移動する際にはそれぞれの階で精算が必要なのでご注意を。今回は1階にお目当てのキャストさんが固まっていました。すでにふたりのお客さんがいて、キャストさんと談笑しています。
空いている席に座ると、ミルスフェリーダーの彩世さんがシステムを説明してくれました。
がっ!!
白状しましょう。「はい」「はい」と頷いていましたが、まるで頭に入っていません。そりゃそうですよ。こんな近くで長時間声を聞けるなんてまずないじゃないですか。
さて、まずのシステムを簡単に。
まぜる~むではキャストさんがくるくると席を回って話をしてくれます。お客さんが多い場合はキャストさんがいない時間(待ち時間)も多くなりますが、そういうもんですきっと。文句を言わずに待つか、なにか注文しましょう。
で、回ってきてくれた彩世さん、あすかさん、天音さんとそれぞれ会話をしたわけですが……
結論から言いましょう。
大・失・敗!!
いやね、キャストさんはなにも悪くないんですよ。ここは大事です。キャストさんは本当に親切に接客して、楽しませようとしてくれました。ただ、マジで自分のコミュ障が限界突破して、会話のキャッチボールができなかったのです。
「アイドルと話す=特典会」のイメージが体に沁み込んでいて、会話を膨らませるのではなく、常に会話を終わらせるほうに意識が向いてしまいました。自分ひとりで独占しちゃ悪いみたいな余計なことも考えてしまいます。その時間は独占していいのにです。
だからせっかく話題を振ってもらっているのに、自分のターンで終わりにしてしまう。ボールを返さない。特典会の短い時間ならそれでも成立しますが、長時間お話しできるこの場では変な空気が流れてしまいます。
せっかくふたりっきりでお話しているのに、ふがいないやり取りしかできない現実にどんどん鬱になるわたしという名の厄介。
わかっているんです。最初からうまく話せるわけはないし、もっと自然体でいればいいと。このぎこちなさも楽しめばいいと。でもその場でリカバリーはできませんでした。
結局他になにも頼むことなく、ソフトドリンク一杯で2時間粘り、その日は帰ることにしました。
ちなみにこの日は、チャージ料と延長代金込みで3000円と少し。
安いものです。安いですが、心はどこか空虚でした。
南あすかさんと、夏
ここでは南あすかさんの印象を書かせてください。
あすかさんは自分がミルスフェに興味をもったきっかけのメンバーで、特典会にも一番行っています。まーじーで!かわいい!です!!
そのあすかさん、今日は雰囲気がいつもと違いました。それを伝えると「え?どんな風に?」と聞かれます。
この答えは大事です。普段からあすかさんをちゃんと見ているかが試される。適当なことは言えません。
「すごく大人っぽいというか……」
するとあすかさん。本当に?というリアクションをとり笑いながら。
「ハーフツインなのに?」
はうわぁ!
ミスです!ミスりました!
ほ、本当なんです!本当に大人っぽくて!と慌てて取り繕うわたし。もっと自分の感想に自信もとうよ……。
そんなやりとりがありつつも、あすかさんと過ごした時間は本当に幸せ空間でした。今回は緊張したり、なんでもっとうまく話せないんだ!という自分への苛立ちがありましたが、次はもっと自然体で。やっぱりあすかさんとたくさんお話したいですから。
それと、他のお客さんと真剣な話をしているあすかさんをちらちら見て、うらやましい気持ちもありました。
あすかさん!次はあれやりたいです!真剣な話しましょう!(お前次第だ!)
二日連続だ、夏
翌日。
またまぜに行きました。初日の後悔を覚えているうちにどうしてもリベンジがしたかったのです。
初日の失敗から、
・周りを気にしない
・自分から会話を打ち切らない
・キャストさんのお絵描きオムライスを頼む
を頭に入れてのぞみました。
とはいえ二日連続。
「またきたー(嬉)」ではなく、「またきたー(怖)」の反応だったらつらいな……いやいや、そんな弱気じゃいかん。今日は強気でいくと決めたんだ!
そして……
さて今回も結論から言いましょう。
大・成・功!!
めちゃくちゃ楽しかった!
ちょっと心持ちを変えるだけでここまで楽しめるのか!
ただ二日目は南あすかさんの出勤日ではなかったので、それだけが残念でした。でも会える機会はたくさんあります。その機会を大事にしていきます。
さて二日目、どんな風に楽しんだのかを書いていきますか。メシマズ失礼。
まず席につくと同時にオムライスを注文。お絵描きはミルスフェの越智天音さんにお願いしました。そして出来上がったのがこちら。
描き込みすげー!!
食べるのがもったいないぐらいの出来栄え!!
このオムライス(オチライス)を食べながら、天音さんにある悩みを打ち明けました。本当は話す気はなかったんです。でも天音さんの「なんでも聞くよオーラ」に包まれ、気づけばぺらぺらと話していました。
天音さんとはチェキも撮りました。しかもツーショットです。めったにツーショを撮らないことで有名(有名なんです)わたし。その理由を聞いて笑ってくれた天音さんは、この瞬間において世界で一番かわいい女の子だと思いました。
恋?恋なの?変態言うな!(変態というよりチョロキング)
続いてお話したのがスポポポポニーの立山里奈さん。
福岡出身の立山さんとは福岡トーク。行ったこともないくせにね!
ニコニコ笑顔の立山さんはきっと、だれからも好かれる系の女子(アイドル)だと思いました。こちらが1を振ると10で返してくれる。話していて心から楽しかったです。
立山さんの担当カラーは「青」。
おもわず「青のメンバー、好きなんですよね」と、おまえはなにを言うとるんだ発言をするわたし。色で決めてないじゃん!好きなメンバーの色が好きな色じゃん!
それでも嬉しそうにしてくれた立山さん。
その言葉に嘘をつかないよう、ライブにおじゃましないとですね。
2階に誘われて、夏
これだけでもじゅうぶん楽しめたのですが、今日は2階に結城彩世さんがいます。彩世さんとは昨日、あまり話せなかった後悔もあり、リベンジをする必要がありました。
1階の支払いをして2階へ。その途中でミルスフェメンバーの愛瀬由奈さんとすれ違いました。由奈さんも1階勤務でしたが、タイミングが合わずお話できていなかったのです。
でもすれ違いざま、「お話できなくてごめんね」と言ってもらえました。
由奈さんとひと言も話さずに2階に行くことに、勝手に罪悪感を覚えていました。
決して由奈さんに興味がないわけじゃないんです。むしろ話したかったんです。
「今度ぜひ」
だからそれを伝えられてよかったです。
2階に行き空いている席に座ります。注文をとりにきてくれたのは、泡沫パーティーズの河合里奈さんでした。
河合さんは釣り師です(どんっ!)
悪い意味じゃないですよ。すごく心地よく釣っていただきました。だって初対面にも関わらず、会話して数分で「じゃあチェキお願いします」と頼んでたぐらいですから。個人的チェキ最短記録です。
しかも来週のライブに参加も約束。このまま話していたら土地をプレゼントしてしまいそうです。危なかったぜ……。
要はそれだけ魅力を伝えてくれる方でした。余計な駆け引きなど不要。ぐいぐいとこられるのが気持ちよかったです。(性的な意味にあらず)
次にお話したのが、スポポポポニーの星奈杏海さん。
今までのライブをすべて記録していることを伝えたとき、「あなたマメね~!」と言った星奈さんがすごくかわいかったです。その台詞だけ録音して目覚ましに使いたい。動画撮影の機会があればお願いしようかしら。
星奈さんは黄色担当だけあって、ひまわりのような明るさがありました。話しているだけで気持ちがアゲアゲになる感覚。わかりますか。わかりますよね。そうなんでです。星奈さんはそんな人でした。
元気がほしいときまた会いたいですね。元気がほしくなくても会ってほしい?
……行きます(どこまでもチョロい)
さて、ここですごい方の登場です。
虹色の飛行少女とLOVEMEを兼任する山岸奈津美さんとお話できました。twitterのフォロワー数3万人越えの人気アイドルです。
あまりの細さにびびってたじろぎました。でも決して華奢過ぎるわけではなく、ほどよいバランスです。調べるとミスFLASH2019グランプリだそうで。そりゃスタイルが良いわけだ。
もしかしたら山岸さん、ガチ恋製造機の方かも……。話しているうちに、どんどん引き込まれていく自分を感じました。
こんなすごい方と1対1で長時間お話できるなんて、後ろから「調子に乗るな!」とスリッパで叩かれそうです。叩かないでください。
もうここまでで大満足でしたが、最後にあの方とお話しなくては2階にきた意味がありません。
結城彩世さんです。
必ずまたきます、夏
彩世さんには伝えたいことがたくさんあって、ついつい語りモードになってしまいます。でも昨日はそれで失敗しました。そのモードになっているにも関わらず、「あまり話すのは悪い」と自ら会話をぶつ切りにしたからです。
だから今日は思うままに気持ちを伝えました。もちろん引き止め過ぎはよくないので、ちょこちょこ離脱のタイミングをつくりながら。
彩世さんは悩みや苦しさをあまり表に出さない方だと思います。そこに首は突っ込みません。あくまで表に見せている「アイドル結城彩世」の言葉を信じます。
だから彩世さんがアイドル活動を「幸せ」と言ったことでわたし自身も「幸せ」になれました。好きなメンバーの幸せはファンの幸せです。もっともっと幸せになって、もっともっと幸せを振りまいてください。
彩世さんになら、
ミルスフェになら、
きっとそれができます。
今日お話をしてそう確信しました。
ツーショットチェキのハートマークがびっくりするぐらいに崩れていましたが、それも良い思い出です!(泣きながら)
目的も達成できて、さあ帰ろうとしたとき、なんとカラオケがはじまりました。
まぜの2階にはステージがあり、メンバーにリクエストするとカラオケを歌ってもらえるのです。
指名されたのは山岸奈津美さんでした。
これは……貴族の遊びっ……!!
好きなアイドルに歌ってもらえる。
それを間近で見れる。
貴族の遊び以外の何物でもない!
最高かよまぜる~む!!
帰り際、歌い終えたばかりの山岸さんとばったり。
「帰りにくかったよね」
ごめんと謝る山岸さんに、「すごく良かったです!」と伝え1階に。
1階と2階あわせて1万円かかりませんでした。8000円ちょいです。時間は17時~19時30分ぐらい。ソフトドリンク2杯とオムライス、チェキ3枚でこの値段です。そしてお店にいる間、ほぼずっとメンバーとお話できました。
これを安いと思うか高いと思うかはあなた次第!
お店から出るとき、1階のキャストさんたちに見送られ、満ち足りた気持ちで帰りました。
頭にあるのはたったひとつ。
またすぐこよう。
「ハマったな」
「ああ間違いない」
キャストの皆さん、ありがとうございました!
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