きっと出会いは神様が決めたこと――2022年11月18日「スポポポポニー山田梓帆生誕祭(SHIBUYA DAIA)」ライブレポート

2022年11月18日、SHIBUYA DAIAで開催された「スポポポポニー山田梓帆生誕祭」に行ってきました。

よかった!
すごくよかったですよ梓帆さん!

笑顔が素敵な梓帆さんが作り出した笑顔に満ちた空間。

このレポートからその空気を少しでも感じていただければ幸いです。

人を引き付ける力

梓帆さんとはじめて話したのは秋葉原のまぜる~むでした。スポニーについて何度かつぶやいていたので、すぐに打ち解けることができました。

梓帆さんはとにかく明るくて、とにかく陽気で、とにかく距離が近い。心の深いところにぐっと迫ってきます。でも決して馴れ馴れしい感じではなく、むしろその距離の詰め方が心地よい。梓帆さんと話して好きにならない人いるのかな?というぐらい、あっという間に好きになりました。

ちょろいというなかれ。梓帆さんにはそれだけ人を引き付ける力があります。現に、はじめてスポニーを見た奥さんが一番気になったメンバーが梓帆さんでした。

その梓帆さん、パフォーマンスはもちろんとしてMCで存在感を発揮しています。

スポニーといえば小気味のいいMCが魅力のひとつ。進行役、おとぼけ役、ツッコミ役、かき回し役、軌道修正役、不思議役とそれぞれの役割分担がしっかりしているなか、梓帆さんは全体を見渡し、状況に応じてどんな役割もこなします。

なので梓帆さんは、スポニーをはじめて見る人にも印象に残りやすいメンバーです。あのピンクの子おもしろいな。そう思わせたら梓帆さんのもの。わたしや奥さんのように、そこからずぶずぶとハマっていくでしょう。

あともうひとつ言うと、わたしがアイドルにハマったきっかけは元AKB48の横山由依さんでした。金閣寺よりも輝きたいで有名なあの由依さんです。その由依さんの生まれは京都。梓帆さんと同じです。そりゃ好きになるでしょう!!(この理由が一番大きいかも)

とまあもろもろの理由もあり、梓帆さんの生誕祭に奥さんとふたりで参加することにしました。

山田梓帆が包み込む世界

開演の5分ぐらい前に到着。すでにたくさんのお客さんで埋まっていました。

ここにいる全員が梓帆さんのお祝いにきている。それだけではじまる前からすでに泣きそうです。実は生誕祭に参加するのははじめて。開演前からこんなに幸せで溢れているんですね。

そんななかSEとともに登場するメンバー。いつもの衣装ではありません。全員が生誕記念Tシャツを着ていました。さながらピンクスポニー。マスクの下で「かわいすぎやろ!」と多くの人が叫んだはず。ピンクスポニー半端ねぇ。このTシャツだけでおもわず100点を出しそうになったほどです。

ライブは、梓帆さんの良いところをみんなで語るMC、梓帆さんの自作ダンス、AKBの涙サプライズなど、隅から隅まで梓帆さんの世界が込められていました。どこを見ても梓帆ワールド。押しつけがましくなくすっと心に入り、優しさと楽しさでいっぱいにしてくれる。それは梓帆さんそのものでした。

ドレスに着替えた梓帆さんが感謝の気持ちを読み上げるシーン。本人は「カンニング」と照れくさそうに携帯のメモを読み上げていましたが、その言葉のひとつひとつには確かな意思がありました。

「ほんまにありがとう」

梓帆さんはそう言って会場に笑顔を向けました。

アイドルはファンがいなくては成り立ちません。どれだけファンが大切な存在なのか。きっとそれを実感したからこそ、梓帆さんのその言葉は強く響きました。

けど、わたしたちファンも同じです。

応援したいと思うアイドルがそこにいてくれるからこそ、わたしたちはファンでいられる。

だから、「ほんまにありがとう」、それはこちらの言葉でもあります。

梓帆さん、アイドルになってくれてありがとうございます。

この場所、この空気、この時間は、梓帆さんがいたからこそ生まれました。お手紙を読んだ夢姫れいかさんも、他のメンバーも、会場にいたすべての人が笑顔になれた空間を作り出したのは間違いなく梓帆さんです。

愛は目に見えません。
でも確かに、梓帆さんを中心としたピンク色の愛が会場をひとつにしました。

世界一幸せなお姫様

終演後の特典会、梓帆さんに長い行列ができました。生誕祭は1年に1回。ここを逃したら来年になってしまいます。どんなに長くても並びますよそりゃ!

実際1時間近く並びました。もちろん嫌な気持ちはありません。当たり前です。列が長いのは嬉しいことです。間違いなく。ただガチ勢(たぶん)の方々に挟まれて、「すみませんライトファンで……」とちょっと申し訳なさもありましたが……ま、そんなの気にしちゃダメですよね。

順番がきて、間近で見る梓帆さんはまさにお姫様でした。今まで見たどの梓帆さんよりも綺麗です。もう何度も話しているのに急に緊張してしまいました。まるで幼い頃から知っている女の子の結婚式に出席した気分です。それほどの感慨深さが襲ってきました。

恐る恐る近づくわたしに、

「奥さんは?」

開口一番そう聞かれました。奥さんはちょっと事情があり違う場所で待っています。それとなくそのことを伝え、そこから先はライブの感想に終始しました。

話しながら、梓帆さんってこんなに綺麗だったんだ……。そんな失礼なことがよぎるぐらいのキラキラに圧倒されていました。今後、今までみたいに話せないかもしれないな。そう思ったほどです。

けど別れ際、「また近いうちに」と言うと、

「絶対な!」

そう言って手を振る梓帆さんはいつもの梓帆さん。

ああそうか。梓帆さんは変わらない。人気が出て、大きくなって、近くで話せなくなっても、きっと梓帆さんは変わらずにその笑顔を向けてくれる。

そう思いながら、会場を出る前に振り返りました。まだ列は途切れません。梓帆さんはステージのうえで、わけへだてなく、だれに対しても笑顔を向けています。

世界一幸せで、そして誰からも愛されるお姫様がそこにいました。

「きっと出会いは神様が決めたこと」

梓帆さんの生誕祭は、「あいことば」ではじまり、「あいことば」で終わりました。

あいことば。愛言葉。
愛であふれた空間に飛び交う愛の言葉。

梓帆さんへの愛、
メンバーへの愛、
ファンへの愛、
さまざまな愛の形がそこにありました。

たくさんのアイドルがいるなかで、
スポニーというグループにいまのメンバーが集ったこと。
そしていまのファンが集まったこと。

きっとそれは神様が決めたこと。
出会うべくして出会った「仲間」です。

そして神様は続けてこう言うはずです。

「迷わず進みなさい。」

笑顔が素敵な梓帆さんだからこそ、
笑顔に満ちた今日をつくれた。

この先もその笑顔があればだいじょうぶ。
スポニーだってだいじょうぶです。

そう確信できる生誕祭でした。

山田梓帆さん。
お誕生日おめでとうございます。

笑顔に満ちた素敵な1年になりますように。

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