本人と直接連絡が取れない――『バブルバビデガム!!』銀河なづなさん脱退のお知らせに思うこと

バブルバビデガム!!』公式twitterアカウントより、本日(2022年6月30日)付けで、銀河なづなさんの脱退が発表されました。

ざっくりまとめると、本人からグループ卒業の申し出があり、卒業タイミングなどを調整している間に、本人と直接連絡が取れない状況が続き、やむなくグループ脱退とした。

直接と書いているので、間接的には取れているのだとは思いますが、非常に心配になる文言です。いわゆる「飛んだ」という行為で、地下アイドル業界にはよくあるのかもしれませんが、「よくある」で済ませるのもどうかと思い、今回取り上げることにしました。

銀河なづなさんは、twitterは1万人、tiktokでは13万のフォロワーが存在する、グループのエースと呼べる存在でした。わたし自身、バブガのライブを見たのは一度だけですが、ぶっ倒れるんじゃないかと思うぐらい、エネルギーに満ちたパフォーマンスをしていたのを覚えています。

twitterを見ると、6月22日まで普通にツイートをしています。もちろん、普通に発信しているからといって、心身ともに健康であった理由にはなりません。しばらくは、悩みを抱えながらの活動だったのかもしれません。

でも、それを詮索しても答えが出るわけでもなく、また、突っ込んではいけない領域な気もします。目の前にある脱退の理由は、本人と直接連絡が取れない状況が続いたため。それだけです。

つまり、本人の意思を、本人から聞かずに脱退の発表をした。他者から意思を伝え聞いているのかもしれませんし、本人が直接の対話を拒否している(ゆえに連絡が取れない)など、理由はいろいろあると思いますが、それでも、この文言は無責任に感じてしまいます。

なぜか。
銀河なづなさんにすべての責任を転嫁しているように読み取れるからです。

今回の脱退に限らず、地下アイドル業界のお知らせに感じる違和感は、この部分が非常に大きいです。

確かにアイドル本人が悪い場合もあるでしょう。運営として「ふざけんな!」と言いたくなることもあると思います。でも、運営にはアイドルを管理する責任があり、そのアイドルが問題を起こしたのであれば、その責任は管理側にもあるはずです。それを放棄しているかのような書き方には違和感しかありません。

そんな最後の最後で、「おまえが全部悪い」といったリリースをする運営についていけますか。

どうか最後まで守ってあげてください。そこはファンにはどうしようもできない部分ですから。

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