2022年5月17日に新宿BLAZEで開催された「IDOL CONTENT EXPO」に行ってきました。
3月末と4月末に、これまで主現場にしていたグループが解散・現体制終了。すっかり意気消沈し、しばらくライブに行く気が起きませんでしたが、またあの空気が吸いたくなり、ふらふらと好きな会場である新宿BLAZEに辿り着きました。
そして感じたこと。
うん、やっぱりアイドルが好きです。
それでは、いつものように個別に感想を書いていきます。
EMNee
5月1日にデビューしたばかりのグループです。
これでもかというほどのフレッシュさに目がくらみましたが、決して初々しいだけじゃありません。歌詞のひとつひとつを丁寧に歌い、曲の世界観を崩さないような振り付けで魅了してくれます。その声、動き、すべてに感情が乗っているように見えました。
これからなにが待つのか。王道アイドルグループは山ほどいます。光るものがなければ、たちまち埋没する厳しい世界です。
それでも、そこに立ち向かっていく。その背中は無条件で応援したくなります。
今回のライブを見たうえで、断言しておきましょう。
EMNee、絶対に伸びます!
mai mai
マイマイの感想はいつも困るんですよね……。頭のなかが「かわいい」で埋め尽くされてしまいます。だから結局、かわいいしか書けなくなる。本当は、かわいいを越える表現があればいいのですが、自分の語彙力ではそれを引っ張りだせません。
もちろん、かわいいだけではありません。しっかりとしたパフォーマンスあってこそです。でも、動きのひとつひとつにかわいいが散りばめられていて、やっぱり出てくる言葉は、「かわいい」。俺の語彙力、どこいった!
言うなれば、「かわいい」の限界突破。アイドルってこんなにかわいいんだよと自信をもっておススメできるグループです。アイドルのかわいさを知りたければ、マイマイを見よ!
月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…
(月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…公式twitter)
SEから退場の瞬間まで、寸分の隙もなく繰り広げられる「ツキアトワールド」。対バンライブの場において、会場の空気を完全に支配していました。はじめて見る人であっても、「すごいものを見ている」と感じられるステージです。
確固たる世界観は、心を引きつける力があります。まばたきすら惜しくなるほど、一秒一秒に物語が詰まっている。そんなツキアトのパフォーマンスは、グループ名へのアンサーに見えました。
月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…。
月に足跡を残した少女達が何を見たのか、何を見せてくれるのか。
ぜひご自身の目でお確かめください。
壮大な物語の主人公たる彼女たちのパフォーマンスは、お金を払って見てほしい、お金を払っても見る価値のあるものです。
わんふぁす!
実は、わんふぁす!のパフォーマンス中、自分の身に不思議なことが起きました。うっすら涙が流れたのです。ほんとですって。おじさん嘘つかない!
わんふぁす!を見るのは、はじめて。というより、申し訳ないですが名前すら知りませんでした。なのに、そのステージを見て、泣いている自分がいたのです。
あとからグループのコンセプトを調べたら、“大人も子供も楽しめるテーマパーク”。ああ、この込み上げる楽しさは確かにテーマパークでした。でもきっと、それだけじゃありません。テーマパークから帰るときの寂しさ。それが涙腺にきたのだと思います。
テーマパークの良いところだけでなく、楽しさのあとにくる寂しさまで表現している。アイドルも同じ。いつか別れがくる。でもそれは先の話。いまこの瞬間を精一杯楽しもう。そんな思いを伝えてくれるグループでした。
しろもん
じっくり見て好きになるパターンもありますが、第一印象、ファーストインプレッションもすごく大切だと思います。その点、しろもんは、登場してすぐに、「好きだああああ!!」と叫びたくなりました。早いですか?いやいや、恋の天使が舞い降りる瞬間なんて、そういうものです。
一番気に入ったのは、全体の雰囲気です。清純で清楚。これぞThe・アイドル。こんなにも自分の好きなポイントが詰まっているグループがいたとは……。
もし、わたしの好みの雰囲気が知りたければ、しろもんを見てください。それが答えだ!
もう本当に、伸びしろしか感じません。とても20分じゃ足りませんでした。もっと見て、もっと好きになりたいです。
テラス×テラス
テラテラのパフォーマンスは太陽です。その太陽は、心の闇を照らしてくれます。心の闇とはつまり、ネガティブな思考。辛い悩みがあっても、太陽が空にあるように、テラテラはそっと寄り添い、だいじょうぶだよと微笑んでくれます。
「そんなことない」と思うかもしれません。でも彼女たちを見れば、ここに書いてある意味がわかるはずです。押し付けるでもなく、強引に手を引くでもなく、ただ隣にいてくれる。その安心感と心強さを、ぜひ感じてください。彼女たちのステージを見たあとは、心がポカポカになっているはずです。
そんなテラテラはいま、世界に一番必要なグループかもしれません。
そのステージを見ながら、本気でそう思いました。
Jewel☆Mare
な・つ・だ!!
常夏気分になる衣装は、スタイルの良さを存分に引き出していました。真夏の太陽のように、太ももがまぶし過ぎて、おもわず顔を手で覆いたくなります(でもこっそり指の隙間から凝視)。
Jewel☆Mareからは決して、じめじめした暑さは感じません。からっとした、涼やかなパフォーマンスです。そのステージの雰囲気から、クール系のグループなのかなと思いきや、MCでは個性爆発。親しみやすさを感じました。
このギャップはヤバいですね。知れば知るほど、掘れば掘るほど好きになるかもしれません。好きになっちゃいなよ!
刹那的アナスタシア
もう完全に「スター」のオーラでした。あまりの輝きに、こんな近くで見ていいのか不安になるほどです。会場の空気も、一段階あがったように感じました。
一見、可憐でお嬢様の雰囲気がありますが、そのパフォーマンスはパワフル。そこにいる観客すべての心をつかみとる勢いがあります。
でもきっと、まだまだ彼女たちの魅力はこんなものではありません。ツナスタのポテンシャルは、アイドルのポテンシャル。アイドルはすごいんだ、アイドルを貫くんだ。その意気込みを、これでもかと見せつけられました。
アップアップガールズ(仮)
すごかった!!!(×10000)
言葉なんて全部吹っ飛ぶぐらいのすごさでした。対バンライブなのに、フロアの雰囲気は単独ライブそのもの。完全にアプガ一色です。
前方で盛り上がり、後方は静かに見る人が多い対バンライブにおいて、前方も後方も関係ない、ほとんどすべての観客が、アプガの空気に呑まれていく。これって本当にすごいことだと思います。
だって、常に地蔵の自分が、小さくジャンプしたほどですよ。わたしを知る人なら、このすごさわかりますよね?地蔵が飛んだんですよ!地蔵ジャンプ!
たぶんアプガをはじめて見た人でも、「これがアプガか」と、一発でわかることでしょう。言葉では語りきれないほどの迫力。すごい以外の言葉が見つからない、圧巻のパフォーマンスでした。
また見たいですね。今度は地蔵、もう少し高くジャンプします。
BABY-CRAYON〜1361〜
本日のお目当てグループです。
いきなり余談。
ベビクレの出番前、プロデューサー兼メンバーの石綿日向子さんのカラーを振ろうと、カバンからペンライトを取り出しました。でも、なぜか色が変わりません。どうやら間違って、メモリー機能を設定してしまっていたようです。結局、その解除の仕方がわからず、ペンライトを振れませんでした……。
それなのにライブ中、日向子さんがこちらに向かって、指を差してくれたじゃないですか!
おもわず手を振り返すも、本当はペンライトで応えたかったです……また次回!そう、また行きます!
はい、ここからが本編です。
ベビクレのステージは、いつも熱いです。一曲一曲だけでなく、ワンフレーズ、いや、毎秒に魂がこもっています。ベビクレの熱い魂にファンの魂も共鳴し、そして会場中の魂がひとつになる。ベビクレにはそんな強さがあります。
今回もそうでした。照明ではなく、体の内側、心の深いところから発せられる光が、何倍も彼女たちを輝かせます。その光を束ね、向かう先は東京ドーム。
無茶と言わせません。
無理じゃありません。
無謀でもありません。
だってベイビークレヨンですよ?
夢ではなく目標。
いつか立つべき場所。
行ってください。
その姿、見届けます。
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